
潰瘍性大腸炎で私の経験した薬剤は上記赤丸の通りです。
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潰瘍性大腸炎は薬の効果に個人差が非常に大きいと思います。
私自身、同一カテゴリーの薬剤でも効果に大きな差がありました。
このページをご覧になっている方で、同じ薬剤を使用する可能性がある方は参考になればと思います。
以下、薬剤の概要のみ記載します。
①5ASA製剤:潰瘍性大腸炎の基本薬です。
薬剤名:アサコール・ペンタサ・サラゾピリン
②生物学的製剤:特定の炎症起因細胞に対して、働きを抑制し、炎症を抑える薬です。
薬剤名:レミケード・ヒュミラ・エンタイビオ
③免疫抑制剤:身体の免疫そのものを落として、細胞の働きを抑え、結果として炎症を抑える薬です。
薬剤名:タクロリムス(プログラフ)・イムラン
④ステロイド:即効性があり、炎症を抑える効果がありますが、寛解維持には使えません。
薬剤名:プレドニン・リンデロン
⑤注腸・座薬:大腸に直接薬剤を投入する薬です。限局的に使用できるため、副作用が少ないメリットがあります。
薬剤名:ペンタサ注腸・プレドネマ注腸・ペンタサプレドネマ混合注腸・強力ポステリザン・ペンタサ座薬・リンデロン座薬
⑥顆粒球吸着療法(GCAP):特殊な機械を使用し、白血球の顆粒球内の炎症を起こす細胞のみを特殊なビーズで取り除く、透析療法です。妊婦さんにも使用可能と聞きました。
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